生きてはいるけれど。

johanne2007-08-28

コミケ終わった直後から、殺人的なスケジュールで現場仕事に従事しています。

おかげさまで、次々耳に入ってくる悩ましい問題からも切り離されていて、正直気楽なもんです。

あー、ニッカボッカがもう一着欲しい。寅壱とかワークマンに行ったら半日は潰せそうな勢いで土方ファッションと工具のマニア状態です。

「夕凪の街、桜の国」〜原罪と浄化の輪廻〜

実写映画化された「夕凪の街、桜の国」を浅野選挙で知り合った友人らと連れ立って観てきました。正直、意外なほど良く出来ていました。年代等の若干の修正を除けば、ほぼ原作通り、といってもいい。

誤解を恐れずに感想を述べると、「死んでしまえばいいと思われた人々」「生き残ってしまった人々」と作中で描かれる被爆者の「原罪意識」を、「残された人々」が黙々と「浄化」していこうとするエンドレスストーリーなのだな…と感じました。あまり詳しく書くとネタバレになるので、皆さんもぜひ、劇場で観られることをお勧めします。