2004-01-01から1年間の記事一覧

悪貨が良貨を駆逐しまくり。

ちょっと前、タクシーの規制緩和のニュースを見ていたのだが、あれはマジモンでヤバイ領域に入っている気がする。べらぼうな値引きで大阪を席巻した某タクシー会社が東京進出と言うが、この会社がやっていることは、各地の漁場を大型船の底引き網で根こそぎ…

おのが狭量を恥じる。

スマトラ沖大地震の報道を見ながら、年末休暇でリゾート旅行を楽しんでいた人々の不幸に一瞬でもほくそ笑んだ自分。こんなことは今までもあった。巨大ディスコのミラーボールに押し潰された女性を、台風で倒れたセンター街の看板の下敷きになったサラリーマ…

仕事ばっか。

初めて年越し作業になりそうな気配。一時期に比べたら、仕事があるだけでも良しとせねば。新年発売の「姫盗人」(松文館)から、「東京隙間風~TOKYO DRAFTY~」と題した連作を隔月で。溜まっている単行本企画を動かすにも、まず修正作業などさくさくやらねば…

こうの史代さん、おめでとう!

「夕凪の街 桜の国」が平成16年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門最優秀賞を獲りました! http://plaza.bunka.go.jp/festival/sakuhin/index.html しかし何だね、「夕凧の街…」って(w良い作品がまっとうに評価されるべきだという思いは、いろんな所で燻って…

阿佐谷ラーメン界の黒船?

儲かったお金で、新規開店した「博多ラーメン長浜や」に。深夜12時に行列です!すぐ近くのバカ高い「げんこつ屋」とクソまずい「航海屋」を圧倒しています。別に、普通の博多とんこつなんですけど。いかに高円寺、阿佐谷界隈の「有名店」がヌルい仕事をして…

CR新世紀エヴァンゲリオンSN(ビスティ)

取材でパチンコを。「CRフィーバー大ヤマト2ZX」(SANKYO)を打ったのですが、確率約500分の1のハーフ時短機なんて、いくら確変継続率71%だって、たまったもんじゃありません。初当たりまでの気が遠くなる道のりと、多少の連チャンじゃあ嬉しくも何ともな…

気になる。

近所に「ショップ99」が出来てからというもの、依存状態が続いています。おにぎり103円ですもの。とはいえ、気になるのが店内BGM。いつもヘビーローテーションで99のテーマソングと、謎の古くさくてうっとおしい「人生応援歌」が3〜4種類、うんざりする…

年末進行中。

「桃姫」は入稿したのですが、まだ同人誌のゲスト原稿とパチンコのレポマン8Pと「姫盗人」の16Pが残っています。来春にはやっと、一般青年誌の短編集を宙出版から出してもらえそうです。タイトルはやっぱり「ラブ・スペクタクル」で行こうかと。昨日はひ…

「突然!ガバチョ」世代って言われても

関東圏の方々には何の事やら。いえ、大好きでした。北海道では夕方4時台にオンエアされていて、関西の方々とはこのネタでひとしきり盛り上がれるのでつ。 何でそんなことを思い出したかというと、「探偵!ナイトスクープ」って、どうして関東では土曜の午後…

コミックビームに持ち込み。

2年前から引っ張り続けているid:goito-mineralさんとの合作「サイコハンター・羅望刹子」をコミックビームに持ち込んでみる。初めてお会いしましたですよ、O村編集長。とてもていねいに、しかも的確なアドバイスを交えて見てもらえました。え? 全然怖くな…

寛容をはき違える社会?

ひきこもって親殺すくらいなら家出しろよ。小学生惨殺するヤツの「心の傷」なんか知ったことか。ヤクザ国家に阿る外交は外交とは言わん。いつまで小役人のこそ泥を放置する? クスリ自慢もトラウマ自慢も自己正当化のセクシュアルマイノリティ宣言もうんざり…

昨日の補足。

北朝鮮経済問題について、リクエストがあったので補足を。 「今の北朝鮮に経済制裁は無意味」というのは、人道的見地とか、体制に関する問題とかではなく、極めて単純な事です。報道で皆さんもご承知の通り、この10〜20年の北朝鮮経済は破綻しているどころか…

友人のマンガ家、牧田アルミさんの結婚披露宴に出席してきたですよ。

2時間ほど早く、会場の武蔵小金井に着いたわしら夫婦は「小腹がすいたね」とカレー屋に入った。小金井市議の若竹りょう子さんの事務所近くにある「プーさん」。入った瞬間からサプライズ。盛況の店内だが、メニューは軒並み1200〜2000円!東京都下の価格で…

いい加減に(以下略

奈良の小学生殺人事件でまたぞろ「ペドヲタの猟奇犯罪」が喧伝されています。大谷昭宏やらテリー伊藤やらのTV奴隷文化人が「萌えとかフィギュアとか言ってるコミュニケーション不全の何たら」「第二の宮崎勤」などと厭きもせず。わかりやすいことばっかり…

こんなにも、世界はみにくい。

ここ一ヶ月ほど、悩んでいたクイズがあった。「なぜ、小泉政権は拙速な『日朝国交正常化』に拘るのか?」国民の目線を誰よりも気にするこのポピュリストが、深刻な拉致問題への怒りの声をスルーして国交正常化に邁進するのは、週刊文春が言うような「名声欲…

プジョー奪還事件、その後。

わざわざ親御さんが菓子折持っていらっしゃって。結構オオゴトになりかけてるので、後日学校には「寛大な措置」を上申しますわ。甘いかも知れませんが、売れる恩は売っときましょう。大人なんだから、という理由より、自分のガキの頃とか、自分が親になって…

PANTA氏と再会。

「ナイトフラッパー」刊行謝恩会を遅ればせながら。お世話になったPANTAさん、ヤマダトモコさん、大都社のKさん、Mさん、担当してくれたid:goito-mineralさんに加え、装幀のコイケトシコさんの代理で「自称ファシストでモーヲタ」のSS君、飛び入り…

「全国個人共闘」を再度、提起する。

アラファトの死。ファルージャの虐殺。中国の暴動。人を小馬鹿にした無能な首相発言。歯止めを失ったブッシュ政権。最悪の腹芸を演じる金王朝。すべてが「終わりの始まり」なのだとしたら、諧謔的態度はもはや、カウンターにすらなり得ない。それほどまでに…

プジョー還る。

早朝、ショップ99に向かう途中で高校生が見覚えのあるチャリンコに乗っている。思わず追いかけて腕掴んで「これ、どうしたの?」と詰問。ダッシュで逃げる高校生。運悪く、部活の顧問の先生に道をふさがれてしまいました。 と言うわけで、一ヶ月半振りに愛車…

行きつく所まで逝くのね、世界は。

誰もがPK戦を予想したロスタイム終了間際にボランチ・ビンラディンのキラーパスが鮮やかに通り、W・ブッシュの決勝ゴール。テロリズムW杯はアルカイダ+ネオコン+キリスト教原理主義者連合が勝利し、「自作自演」のスペクタクルはまだまだ続きます。………

新車って、なんて気持ちいいんだろう!

玄関先から盗まれた愛車「プジョーCOM70」が一ヶ月たっても出てこないので、あきらめて新車を買った。内地に出てきてから10台目の自転車。うち7台は盗難被害で失っている。どうにも、微妙にこだわってしまうためか。1台は当て逃げで全損し、天寿を全うしたの…

一周年かよ!

今頃気づいた。2日前に一周年でした、この日誌。

生きる証。

その願いを込められて、この世に生きた青年が、斬首されて亡くなった。 人は誰も、この世にあって「生かされている」のだと、常々思う。彼が生きてきた人生の意味を推し量ることは出来ない。単なる不幸ではない。僕たちは、自らの無力を噛みしめ、屈辱を組織…

天皇陛下に座布団5枚。

アキヒト陛下が渾身のギャグを披露してくださいました。 http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/koushitsu/news/20041029k0000m040133000c.html このギャグのすごさは、ウヨもサヨも一瞬、どう反応していいのか固まってしまうところですね。暗いニュースが多…

猫バカの法則。

巷でニャンコを見かけると「どちまちたー?」「かわいいでしゅねー。」と幼児語に変貌して近寄ろうとするバカ夫婦。「ウチのが一番カワイイ!」と一日に何度もつぶやくヒゲ親父とメガネ女には、当分子どもは出来そうにない。 カミさんが「クロ號」8巻を買っ…

「史実」は「事実」なのかな?

だらだらとサイトを徘徊していたら、唐沢俊一さんの日記で「新撰組!」についての記述を見つけた。 http://www.tobunken.com/diary/diary.html 17日の日付だから、武田観柳斎が殺される回を観たのだろう。人様がドラマをどんな風に鑑賞しようが自由だし、ち…

「無知に支えられる善意」を擁護するな。

今回のイラクでの人質事件、基本的には邦人救出に全力を尽くすのが主権を委ねられた政府の絶対義務である、と思う。香田氏の無事解放を願う。でもね…断片的な情報に基づいた予断かも知れませんがね、正直、香田氏の行動はまったく理解に苦しむし、帰ってきた…

「負け犬」ですから。

「負け犬の遠吠え」はまだ読んでませんが、「30代、独身、高学歴女」が「負け犬」なんだったら「勝ち組女」は確かに、別段うらやましくないと「負け犬男」も同意します。負けたっていいじゃん、死ぬわけじゃなし。実際、いまどきサヨクでエロマンガ家なんて…

「独立左派」は甘ちゃんの理念かも知れない。が。

「孤立を求めて連帯を恐れず」という「態度表明」は、それこそ三谷「新撰組!」になぞらえるなら「永倉新八」や「原田左之助」的な「無邪気さ」でしかないことはわかっている。彼らは試衛館生え抜きと言うだけで、近藤の苦悩や土方の覚悟、沖田の哀しみや山…

「正しく理解されること」への抗い?

http://www1.odn.ne.jp/kamiya-ta/marxgirl.html 「正統な」マルキストでコアなマンガ読みである「紙屋研究所」氏に「マルクスガール」を語られるくらい、恥ずかしいことはない。高校生の頃、高校の新聞局室に大月文庫版「資本論」を並べ、手前になんちゃっ…