羊肉づくし。

johanne2004-02-07

BSE、鶏インフルエンザと来て、ついにヴェトナムで豚に感染が報告されましたね。かなり深刻。世間じゃダチョウだワニだと騒いでいますが、ものすごい勢いで無視されているのが羊。なぜあんなにうまい肉を敬遠する人間が多いのかわからない。

というわけで、S英社のクマガイさんと「羊を食い倒そう!」とのかけ声の元、代々木の「ビストロひつじや」へ行ってきました。金曜の夜というのに予約なしで入れた。なぜだ!

羊のたたき、アフガンステーキ、スペアリブのいぶし焼き、ブラジル風肉炒め…などをグルジアワインで流し込む。「羊の脳みそ」が激しく気になるも、スクレイビー(狂羊病)って人間には移らないんだっけ…?などと思案しているウチに注文し損ねる。う〜、堪能。しかし、結論としては「日本人ならジンギスカンじゃろう」という所に落ち着いてしまった。

実際、「ソラチ」のジンたれ*1で食すジンギスカンは極上である。羊肉も「肉のなみかた」*2という良い店を見つけてしまったし。「ジンギスカン」とは、文明開化における「牛鍋」の羊肉版なのだろう。あのタレとの組み合わせで刷り込まれてしまっているのだ。ボクの地元ではジンギスカンの他は、豚のすき焼きとラムのしゃぶしゃぶ。牛肉のすき焼きを初めて食べたのは中学2年生だった。牛肉よりも羊肉の方が馴染んでいるという北海道民は少なくないだろう。

「東京ジンギス倶楽部」*3によれば、関東圏でジンギスカンを食える店はそこそこあるみたい。美味い羊肉を食うために、働くぞ!