行き掛かり上、見捨てるわけにもいかず。
7月4日、WPNでの被弾圧3名は勾留延長がついた。一人は勾留請求を一旦は却下されるも、検察側の準抗告でひっくり返されてしまった。うぬぅ、長期化するかも。
混乱していた有志による救援活動は、「74(ななし)救援会」として連携していくことになった。WPNも今回の件は深刻に受け止めていると聞き、一安心。
取り調べが続いている現段階では情報を出せないのが悔しいが、警察側が軽微な事件を膨らませようと躍起になっているという構造。正直、救援活動が長引けばそれだけ少数者の運動は疲弊する。どうやら、腰を据えてかからねばならないらしい。
以下、74(ななし)救援会からのメッセージを転載する。
警察の横暴にノー!
ワールドピースナウの参加者三名をいますぐ釈放しろ!7月4日午後、WORLD PEACE NOW 実行委員会が主催する集会とパレード「VOTE for PEACE 7.4渋谷」が行われました。この集会には、自衛隊のイラク派遣と多国籍軍参加を憂慮する市民と平和団体が集まりました。
このパレードの最中、警視庁渋谷署の警官隊は、進行の遅い参加者を背中から押し、力ずくで歩かせるという危険かつ不当な規制をおこないました。そして、この規制に抗議した参加者2名を羽交い締めにし、いっさいの警告をせずに突然「逮捕」するという信じられないような暴挙に出ました。さらには、パレードの終着地点でこの規制を詰問した実行委員ら4名を捕らえ、引き倒し、暴行を加えたあげく、1名を「逮捕」したのです。
私たち WORLD PEACE NOW 参加者は、こうした警察の横暴に怒り、参加者有志による救援運動を始めました。自衛隊の多国籍軍参加が国会の承認もなく進められ、多くの人々を無視して参戦国になろうとしている現在、反戦・平和運動への警察の規制は、度を越したものになっています。
こうした警察の横暴を黙認することは、日本の戦時体制を容認することにほかなりません。今回の弾圧は、反戦・平和運動に参加しようとするすべての人々への脅迫です。これは、反戦・平和運動すべてが統一して取り組むべき課題です。
反戦・平和運動の分断を狙う弾圧には、連帯をもって応えましょう!
反戦・平和運動への弾圧を救援するための
カンパをよろしくお願いいたします!WPN「7・4渋谷事件」で渋谷警察署によって拉致された3名の仲間は、10日間の勾留がつけられ、いまなお代用監獄の中に監禁されています。不当にも接見禁止処分がつけられ、彼らは弁護士以外と面会できない状態にあります。
警察が主張する通りにもし彼らが「公務執行妨害の現行犯」であるならば、隠滅のおそれがある証拠も何もあるはずがありません。そもそも取り調べの必要すらないはずです。なのに彼ら3名は嫌がらせのように外界から遮断され、監禁のなかひとりっきりで警察と向き合わされているのです。
彼らを孤立させた闘いに置きざりにしてはいけない。
戦争を許すことはできないと感じてデモに参加した彼らの姿は、平和を求める私たちの姿そのものです。幸いにも届けられる激励の声に励まされ勇気付けられています。
平和への意思を持つことのみを共通点にして7・4WPN行動に集まった「名も無き」私たちは、彼らを監禁から解くべく、逮捕直後から差し入れ、弁護士の手配を続けています。
名前を「74(ななし)救援会」とすることにしました。
集会会場でいただいた4万円あまりのカンパはすでに底をつきかけています。なおいっそうのご支援をお願いします。「74(ななし)救援会」
no2war74@yahoo.co.jp
ちなみに命名は僕です。