ボンクラに生殺与奪を握られる不快。

クリスマスイブに朝早くから行ってきましたよ、東京都庁。「東京都青少年問題協議会拡大専門部会」で「答申原案」が出るというので*1。僕の他にも傍聴人が10名ほど。鳥頭の工作員も来てたのでトイレに連れ込んでボコろうか、立派に名誉毀損されてるので罰は当たらんだろうなどと夢想する。しませんがね。

今回の改悪における突撃隊長、前田雅英委員が原案を1時間もかけて朗読。萎え萎え。突然、もう一人の前田、俊房委員が猛然と抗議。「話し合ってもいないことを載せるのか。罰則規定についての議論はほとんどなかった。出すなら両論併記にしろ。」と大演説。

確かに提出された原案はひどい。「包括指定」を削った替わりに、全く議論されていなかった「罰則付きの梱包販売義務」が加えられている。我が目を疑い、しばらくして納得した。

このボンクラどもは前田俊房弁護士が指摘するように「最初に規制ありき」なのだ。「包括指定」に関しても、「実効性がない」といくら論破されても「将来的に再検討する」という一文をしれっと滑り込ませる。斎藤環委員が出席した回はしおらしくしていたが、前田(俊)委員が欠席したのをいいことに彼から提出された資料は完無視。その口で「前田先生からの資料は検討させていただきました」などと平気で嘘をつく。なんなんだこいつら。
中でも加藤諦三。こんな時代感覚の欠如した、それでいて安っぽい名誉のための茶番劇を仕切るような男がかつては「若者論」で飯を食ってきたのか。俺らは模試でさんざんこいつの駄文を読解させられてきたぞ。都合の悪い意見はスルーして、ちょっとでも規制の取っかかりになりそうな意見を耳ざとく拾い上げる。早大生、良く見ておけ。賢人ぶったてめぇん所の教授様が表現規制の露払いを嬉々として受け持つ姿を。

次は1月9日だ。「緊急事態」の名の下に上映される陳腐な「スペクタクル」を、しっかりと記憶しておこう。