都市の自由と路上解放とエロマンガ。

22日にあった渋谷反戦サウンドデモ*1に参加してきました。

都条例改悪反対署名*2のスタッフである「変態左翼」こと昼間たかしと愉快な仲間たちと談笑していると、松沢呉一*3さんに声をかけられる。

集会でのシンポジウムで相方をやれと。それとは別に進行中の企画で嬉しい展開があったのでハイテンションで参加。



「何故にサヨクはエロメディア関係者を殊更に差別しますか?」
問題など言いたい放題。メートル上がりっぱなしでデモに突入。



で、何か様子が変なのよ。いつもならクソミソに圧力と暴力を振る舞ってくれる機動隊諸君がなんでか大人しい。面白いから挑発して旗竿でこづいたりしても、怒鳴りこそすれ手を出してこない。

あとで知ったのだが、これまでの過剰警備に対しメディアから批判の声が挙がり、弁護士からは内容証明で違法警備に対する警告が申し渡されていたらしい。

それにしてもとんだ及び腰。表参道交差点付近では指揮系統の混乱から隊列からはぐれて彷徨う機動隊の一団まで現れる始末。



瞬間、こう思ったね!

(今だ!目だ、目を狙え!)

黒旗かついで思いっきり歩道に乗り上げてやっても、おとがめ無し。完全に事態収拾能力を失った機動隊を横目に、みるみるデモ隊列は膨らんでいく。
渋谷駅頭にさしかかり、「渋谷のカリスマ」小西康陽が登場する頃には、初めて見る「路上解放区」が出現していた。

(いつからケーサツはこんな腑抜けになった?)
却ってそんな疑問が湧いてきた。

弱腰のサヨク相手なら、あれだけ陰湿な鬱憤晴らしをしてくれる機動隊よ、衆人監視の中じゃ「弱虫毛虫のクルッパー」なのか?
結局、自分の頭で考えて動いちゃいないって訳だ。
まぁ、デモ参加者の大半もそうなんだが。



順当に考えて、「このままでは済まない」だろうね。
警備担当者は徹夜で始末書、書かされただろうし。

次は相当警戒しないと、大弾圧があるかもしれん。だからって止めるつもりはさらさらねぇですけど。締め切りとかぶってなけりゃ、また参加します。


  • UP直後にコメントのやりとりがありました。勘案しました結果、僕の側の言葉足らず……という問題があったことを認め、問題箇所を削除します。ただ、一方的に消してしまっては問題の本質が見えないのでデリート機能で残しました。

提起された批判など、納得できる部分も多々ありますが、警察や機動隊に対して何を憤慨しているか……という補足を後日UPすることで、伝達の精度を上げたいと思います。

感情的になったことは素直にお詫びします。また、一方的な立場からの罵倒というスタイルは、本来伝えるべき事実を伝えられず誤解を生みやすいと言うことも、度々ですが肝に銘じます。