メガネ、ふたなり、アナル、百合……の次に。

「蟲と触手」などという手垢の付いた題材にいまさらハマってしまいますた。来月の桃姫では前哨戦として「蠱惑〜fascination〜」というのを描いてます。手垢が付いた…と感じていたのはこじれた末の誤解。これ、まだまだいろんなことがやれると思う。少なくとも、ギーガーとか砂の惑星あたりのバグ、ワームのイメージを壊すところから。SF、ファンタジー側のアプローチに相対するイメージの鍵は「根元的な神話、宗教観」あたりかな?と、門外漢が大それた野望を抱いております。もういい年なんだし、自分の妄想や禁忌と開き直って対決するべきかと。サヨク的にサヨクを叩きつぶすとか、キリスト者としてキリスト者を打破するとか、変態として変態を求道するとか、そういう前向きさは年食って若気の至りの羞恥プレイに慣れてからじゃないと出来ないことだし。いその・えいたろうさんの仕事とかにも触発されました。……ってか、いそのさん、単著の校正はもう少し気張った方がいいかな……とか、若輩が生言ってすいません……