池袋は聖地?!

johanne2004-09-03

営業初日。徹夜で描いたPOPとサイン色紙を携えて池袋周辺を回る。

とらのあな池袋店。初っぱなで緊張し、汗が止まらない。思ったよりも丁寧な対応で、無事POPと色紙を手渡す。まんがの森池袋店。担当者のクールな対応に内心、(やんなきゃよかった…)という後悔がよぎるも、POPを受け取ってもらう。その後、まんがの森本部に担当編集が交渉してくれたおかげで、明日、本店に一括で渡して配布してもらえる算段がつく。

ジュンク堂池袋本店。カリスマ書店員・Tさんにコーヒーまで出されての歓待に感激。書店でのマンガ販売の実状と様々なアドバイスを頂く。早速、実行に移すことにする。
「正直、なんで山本さんクラスの人が営業回りするんだろう…?って思いました。」
というTさんの感想。むしろ、だからこその営業活動なんです、と答える。今の僕に必要なのは、もっと多くの人に読んでもらいたい…という渇望感。そして「売れない漫画家」というレッテルに対する危機感と反発。もう、あとがないくらいに思うべきなのだ。

続いて芳林堂コミックプラザ。こことさっきのジュンク堂池袋本店の棚は、マンガ読みにとってはシャングリラ。読みたいマンガが置いてある。痒いところに手が届く。質量共に、池袋こそがマンガ読みの聖地であると確信した。…などと感慨に耽っていると担当編集が
「そんなのとうの昔からの常識だよ。アキバはゲームの聖地、ブクロはマンガの聖地ってね。」とのたもう*1。さらに、「Mr.FULLSWING」を知らなかった僕をしつこくいぢめる。あぁ、メガネっ娘ですね。たしかに枠線の引き方が妙ですな。ごめんよう、呉さんが少女マンガ読まないのと同じくらいに少年マンガ読んでませんよ、僕は。

コミプラが済んだところで気力が尽きてしまい、今日の行動を終了。

明日からは一人で行動。高田馬場、新宿、渋谷を攻めることにする。


*1:「オレはこんな口調じゃない!ブクロなんて略さないし!」編集氏談