プロ野球と漫画家。

プロ野球選手会の頑張りには涙が出そう。同じ自営業者として、漫画家はその成り行きに注視したいところ。14日に「21世紀のコミック著作権を考える会」総会に参加してきましたが、正直「何だかなぁ…」という印象。「貸与権」については不勉強ですが、当初目の敵にしていたブクオフとマン喫には改正著作権法は行き届かず、小規模のレンタルコミック業界とかろうじて交渉している現状。結果的に町の貸本屋が窮することにはなりはすまいか。その次が公共図書館ですと。何だか、これって「よわいものいじめ」の印象しか持たれない危険があると思います。

敵は現業とは限らないし。Winnyなんてはなから想定外だし。いずれにせよ、漫画家が世間知らずというのは、正直もう、本当にマズイです。プロ野球が抱えているような旧弊を漫画業界が改革する日は来るのでしょうか?むぅ。