リトルサンパウロ東毛。

ふいに「日本のブラジル・群馬県大泉町」に行こうと思い立つ。「もう田舎町を無目的に歩く旅はやめて〜」というカミさんの悲鳴を無視し、上毛電鉄中央前橋駅から西へ。なぜ両毛線伊勢崎駅を使わない? だっててっちゃんなんだもん。



左に赤城山を眺めつつ、麦畑の中をごとごと走るローカル私鉄。途中、上泉駅で「上泉伊勢ノ守の墓」の表示を見つけ衝動的に降りたくなるが、30分に一本のローカル線では自殺行為なので止める。剣聖の記憶に思いをはせつつ、赤城駅東武桐生線に乗り換え、太田駅からさらに東武小泉線。絶妙な乗り換えでやって来ました、西小泉駅


桐生から先、群馬県東毛地域はまさにスバルとSANYOの企業城下町。ここ大泉町もそうです。沖電気が工場を閉鎖した高碕と比べると、経済的にも幾分マシなのか。駅前の雑貨屋からしてブラジルブラジル。「ブラジリアンプラザ」2Fに行くと、まさにパッツンパッツンのセニョリータと匂い立つセニョールが休日を謳歌しております。残念ながら店内は撮影禁止なので外観だけ。


ここでフェイジョアーダシェラスコでも食おうと意気込んでいたのに、カミさんの抵抗で近所のガストに落ち着く。ガストでは日長一日ドリンクバーで粘っている女子高生の怠惰なトークを肴に今回の旅行を総括。カミさんの実家、南浦和東武伊勢崎線経由でトロトロ戻る。新越谷駅で人混みを見ると、「やっぱりこっちの方がいい!」とカミさん感激。だったら最初に俺が提案したように横浜ヨコスカ旅行にすればいかったじゃ〜ん! とうめきつつ、久しぶりの旅行終了。

ちなみに大泉で買ってきたペルーの醤油もどき「シジャオ」はやはり口に合わなかった…