[opinion]「なかったことにされる」ということ。

今更ながらiTunes storeで曲を購入、ということをしてみる。欲しかったのは白竜の伝説の作品「光州City」。……出ない。「該当するものはありません」……。そうか。ではしょうがない。初期グルーヴァーズのセカンドを……「該当するものはありません」。では中島みゆきの「あたいの夏休み」……ね〜じゃねーか。挙げ句の果てにはストロベリー・スイッチブレイドすら「該当するものはありません」。



単にiTunesがつかえないのか? というよりこれがいわゆる「インターネット上にないものはなかったことにされる」問題なのか?



ネット上にウヨ厨が激増した背景に「サヨのインターネットスキルの低さ」から来るアーカイブスの圧倒的不足がデマゴギーの普及を後押ししたと僕はかねがね思っていたが、この状況は相当にヤヴァイ感じがする。

オフライン、というよりリアルタイムで人と会い、話し、伝えることが今後重要だという意見もわかる。しかし、どうもそれだけでは足りなそうだ。



「なかったことに」されてたまるか。今後は折をみて、「アーカイブアップロード闘争」を推進していくしかあるまい。とりあえず、1989年から1991年にかけての「反天皇制全国個人共闘《秋の嵐》」の遺した膨大な映像記録を電子化する作業を呼びかける予定。