3年前のあの日。

johanne2004-09-11

2001年9月11日。その日は高円寺のエスニック居酒屋「バーミー」で「閃光のアーシュラ」の打ち合わせをしていた。いきなり、カミさんから電話が。
「何か、アメリカのWTCにジャンボジェットが突っ込んだって、大騒ぎだよ!」
「やりゃあがった!ビンラディンに間違いない!」
それは確信だった。前日にアフガニスタンマスードが暗殺されたのは知っていたから。何度でも言うが、アルカイダビンラディンテロリズムには「アラブの大義」などかけらもない。彼らにとって、パックス・アメリカーナが右往左往して、混乱するのを眺めることだけがテロの正当性だ。その後のアフガン、イラクと続く泥沼の戦争は、当初から予見していた。しかし、その程度の推測は誰だって想像可能だ。問題は、自分自身が、悲劇をわかっていても、何もできない無力な人間であるという現実で、それ故に「マンガで何かを語る」ことに限界を感じてきてしまった。

何ができるかな?少なくとも、したり顔の半可通にはなりたくない。うろたえて、戸惑って、悩み抜いておそるおそる行動した先に、希望はある。

書泉ブックタワーは営業時間外でした。

  • 9月11日 灯台もと暗しというか、おそるおそる高円寺文庫センターにも営業。思わぬ歓待を受ける。その後、マンガジャパンの会合に出席するついでに池袋を視察。ジュンク堂とらのあなではしっかりPOPを掲げていただいていることを確認。大阪わんだーらんどのHさんからお礼の葉書が届く。ぶんか社の既刊本が品切れらしい。えっ…そうなのか。確認しなきゃ。まんじゃぱの方は、例のヤフオク問題で皆さん疲労していました。14日の貸与権問題の集会…やっぱ行かなきゃいかんかなぁ。