「他者」の不在(2

johanne2005-04-28

自分の言葉に影響力があるなんて、指摘されてもピンとこない。「もっと中国を意識しろ」という主張は、この日誌を始めた当初から言ってきたことだ。拉致問題*1も、経済問題も、ひいては日本マンガの将来も、僕らが中国と緊張関係を持ってタフ・ネゴシエイトしていくことからしか進展しないという考えは一貫している。サヨクが思っているほど中国人や韓国人は優しくもなければ弱くもないし、愚鈍でもなければ純粋でもない。僕らとそう変わらないのだ。自虐でも尊大でも構わないが、そうした態度こそが彼らをバカにしていると言うことに何故、気づかないのか。

*1:金正日王朝を延命させているのは中共官僚とロシアコネクションなのは明白なのだ。ついでに言えば、アメリカも韓国も戦略的には北朝鮮国家にいま、崩壊されては困るのだ。だからこそ、拉致被害者家族会は絶望と向き合いながら戦っている。僕は立場を越えて彼らを断固、支持する。日朝交渉を困難にしているのは党派を超えた「チャイナ・スクール」の存在である事を、もっと深刻に考えるべきだ。詐欺師共がTVの中で蠢いている姿に、怒りを向けよ。