児ポ法改悪反対請願署名、始めます。

johanne2008-06-14

通常国会最終盤になって、児ポ法改悪案がついに与党から衆議院に提出されました。



http://www.shugiin.go.jp/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/g16901032.htm


これに対する反対の請願署名活動を始めます。僕の方から主にマンガ家さんに向けて送っている賛同人呼びかけの文章を引用します。


マンガ表現規制を含む児童買春・児童ポルノ法改正案に反対する請願署名への賛同のお願い





 山本夜羽音です。現在、国会で議論されようとしている「児童買春・児童ポルノ法改正案」に対して反対の請願署名を有志で企画しております。



 今国会で与党が提出しようとしている「児童買春・児童ポルノ法改正案」の内容に、マンガ・アニメーション・ゲームといったキャラクター創作表現を「準児童ポルノ」にカテゴライズして取締対象に加えようとする項目が盛り込まれています。また、1998年、2003年の法律制定、改正時に規定されなかった「児童ポルノの単純所持」が今回の改正案に再々度上げられています。



 言うまでもなく、マンガ等の創作表現は空想の産物であり、現実に被害者は存在しせん。いかなる理由や関連づけを加えようと、創作表現を法律で取り締まることに対して私は断固反対します。

 また、「児童ポルノの単純所持」を罪に問うことに対してはきわめて慎重でなくてはなりません。「児童ポルノ」の定義が曖昧なまま「所持していることのみ」を犯罪とすることは、捜査機関による恣意的な濫用に繋がる危険性をはらんでいます。

 これらの問題を踏まえ、以下の内容で国会に対して請願署名を募ります。



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「子どもの保護に名を借りた創作物の規制」「捜査機関による濫用の危険性が高い児童ポルノの単純所持規制」に反対する請願署名
                   
創作物規制と単純所持規制に反対する市民有志
責任者 代表世話人 弁護士 山口 貴士


【願意(請願の趣旨)】

1 「児童買春・児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律の改定」として、あるいは独自の立法として、実在の児童を被写体としないマンガ、アニメ、ゲームをはじめとする創作物を規制、調査の対象としないこと。

2 「児童買春・児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律の改定」に際し、児童ポルノの単純所持を刑事罰の対象としないこと。

3 現行法で阻害されている国内での被害児童の保護/ケアのために有効な施策を行うため、「児童買春・児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律の改定」の所轄官庁を厚生労働省と定めること。

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 ぜひ、この請願署名への賛同をお願いたしたく存じます。
 ご賛同いただける方は、以下の記入欄に必要事項を記入された上、山本宛にご返送下さい。


《「子どもの保護に名を借りた創作物の規制」「捜査機関による濫用の危険性が高い児童ポルノの単純所持規制」に反対する請願署名》に賛同します。

氏名(及び肩書):

氏名公表の可否:

連絡先(電話/FAX/E-Mail):

メッセージ:



なお、署名運動のポータルサイトは以下の通り。



http://www.savemanga.com/